2017.09.1特集バックナンバー
あの人に会いタイ ④タレント Reikoさん
フリコピ特集「あの人に会いタイ」。
今回はタレントとして活躍するReikoさんをご紹介します。
タレント Reiko(レイコ)さん
タイではここ数年、富裕層だけでなく、学生やOLたちも日本旅行に出掛ける“日本ブーム”が起きています。かわいくて、おしゃれなニッポンをタイ人女子に向けて発信する伝道師Reikoさんに、日本との関わりをお聞きしました。 名前の由来は? Reikoという名前は大学時代の先生がつけてくれました。本名の「ウォラチャン」は「行儀がよい」という意味があるので、漢字でその意味を表す「礼」という字を使った「礼子」という名前をいただきました。タイで仕事をする時には、日本っぽいし耳に残るので、この名前を使っています。反対に日本人と仕事をする時には、タイ語のあだ名である「みゃお」を使っています。 日本との関わりはいつから? 高校2年生の時に1年間日本に留学しました。当時は、通っていた高校に日本語専攻がなかったので、フランス語を専攻していたのですが、全然頭に入らなくて…。それで日本留学の試験を受けました。まだ若かったので、日本に馴染むのもとても早くて、2~3か月で日本語もだいぶ話せるようになったんです。その後、大学生の時にも、姉妹校の早稲田大学に1年間留学しました。 日本に関した仕事を始めることになったのは? 大学生の時に、モデルや雑誌のコラムの翻訳のバイトを始めました。大学を卒業する時に、先生の知り合いが、雑誌Cawaii!の編集アシスタントを探しているということで紹介してもらい、携わるようになりました。最終的にはSCawaii!、Ray、ViViを担当しました。タイで出版されるこれらの雑誌は、70%は日本と同じ内容で、30%はタイで内容を決めていました。私の仕事は、日本語部分の翻訳を依頼したり、タイの現地情報部分をファッションや美容などに精通しているコラムニストに依頼したり、全体を見て調整することなどです。場合によっては、自分で書くこともありました。 現在は主にどんな仕事を? 日本語に関することでは、翻訳、通訳、コラムニストなどです。「Kimochiii in Japan」という日本を案内する番組のMCもやっていて、Youtubeで見ることができます。この番組で私を知ってくれる人が増えました。 “ファッションが好きなかわいい編集者”と「Kimochii in Japan」での“真剣で熱心なMC”では、イメージがかなり違いますが、本当の自分はどちらだと思いますか? 仕事に合わせるというのが正しいかもしれませんね。私自身はいろんなキャラクターがあると思いますが、「Kimochiii in Japan」のときが最も素の自分でやっています。日本語の能力も活かせるし、自分らしさも表現できる。友人もたくさんできたし、番組を楽しみにしてくれている人たちもいる。とても楽しんでやっています。 大変なことは? 大変なことは何度もありましたが、嫌なことはできるだけ忘れるようにしています。どちらかというと合理主義者なので、理由を聞いて納得できれば、感情もすぐに収まります。でも、間違いを認めない人や言い訳をする人は嫌いですね。問題は大概仕事にあるのではなく、人にあります。“過ぎる”人にあたってしまうと大変ですね。 自分が日本人に似ていると感じるところは? どちらかというと自分が日本人に近づけています。特に、人を尊重するところや嫌だと思われることをしないこと。タイにいると自分が思うこととは全然違う目に遭って嫌な思いをすることもありますが、その場その場に自分を合わせないといけません。気にしていたら、疲れてしまうから。阿寒湖で氷上釣りをしたことも プロフィール 日本語堪能なタレント。雑誌「SCawaii!」タイ語版元編集長。インターネットTVのiHere TVで「Kimochiii in Japan」のMC、TVのチャンネル3SDで「BNK48 Show」のMCを務める。日本のファッションや旅に関する最新情報をタイ人に発信している。 facebook:Reiko.ws
以上「あの人に会いタイ」4名でした!