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特集バックナンバー

緑あふれる世界遺産の街
古都スコータイでのんび~り散歩旅

お散歩旅派のハイシーズン、乾季がやってきました。待ち遠しかった!
世界遺産の街スコータイは、緑いっぱいの自然の中を散策できる人気の旅先の一つ。
てくてく歩いて、自転車で風を切って。たまにレトロなトゥクトゥクに揺られて、歴史や遺跡に興味がなくたって、楽しめます。むしろ、公園が好きな人にぜひ訪れてほしい。
スコータイとシーサッチャナーライ、おまけでピッサローク、3つの街を紹介します。

1st Day in SUKHOTHAI

スコータイ歴史公園

仏教の布教に熱心な代々の王たちによって、スコータイには数多くの寺院が造られました。その遺跡は手入れの行き届いた美しい歴史公園として整備され、世界遺産に登録されています。公園一帯には、瑞々しい花を咲かせるプルメリアやタマリンドの木が植えられ、菩提樹は遺構に寄り添うように枝を広げ、涼しげな木陰を落としています。城壁の中には池や沐浴場などの水辺もあり、ピクニック気分で森林浴が楽しめます。

Wat Mahathat

歴史公園の中央に位置する最も大きな寺院、ワット・マハータート。タイではどの王朝にも仏舎利(釈迦の遺骨)を納める寺院としてワット・マハータートが建立されています。見所は、スコータイの建築美術に特有の蓮の蕾の形をした優美な仏塔です。

Wat Sri Sawai

ワット・シーサワーイは、スコータイ王朝が開かれる前の12世紀にヒンドゥー教寺院として創設。とうもろこし型の3つ並んだ仏塔は、アンコールワットに代表されるクメール文化の影響が見てとれます。その後、スコータイ時代に改修され、仏教寺院となりました

Wat Sri Chum

城壁の外側、北西に位置するワット・シーチュムには、高さ15mのアチャナ仏が祀られ、スコータイの街を見守っています。かつてビルマ軍が攻めて来た際に、アチャナ仏がシャムの軍人たちに語りかけたという逸話も。寺院より背の高いマンゴーの樹は樹齢 200 年超!

歴史公園のまわり方

涼しい日なら、レンタサイクルで城壁外まで見て回るのがおすすめ。 ①レンタサイクル(30B/日) ②トゥクトゥク(230B/台)※城壁内のみ ③トラム(60B/人)※城壁内のみ

Sukhothai Historical Park
営業時間:日-月 6:30-18:00, 土6:30-21:00(土18:00-21:00はライトアップあり)
入場料:城壁内100B(自転車で入る場合は+10B)、ワット・シーチュム100B
行き方:スコータイ空港からバスターミナルまでパブリックバスで約40分、運賃18B。バスターミナルから歴史公園までソンテオ(トラックバス)で約30分、運賃30B


サンカローク焼き絵付け体験

歴史公園入口から自転車で5分のステープ・サンカロークでは、サンカローク焼きのワークショップを開催。平皿やコップな どに好きな色で好きなモチーフを描いたら、2週間ほどで焼いて郵送してくれます。店内では、職人さんの手仕事を見ることができ、サンカローク焼きの器も購入できます。 職人さんが見本を見せてくれるので、タイ語ができなくても大丈夫。写真の平皿は500B(送料込み)
Suthep Sangkhalok 営業時間: 8:00-17:00(ワークショップの受付は16:00まで。予約不要)
定休日:なし


おすすめレストラン

スコータイにはレストランがあまりないので、リゾートホテルに滞在するならホテルで食事するのが◎。ホテル Legendha Sukhothai のレストランなら、運河沿いでロケーションも良く、ディナータイムにはタイ舞踊も見られます。 Nham Khang Sukhothai Restaurant
TEL:082-450-0178, 055-633-135
営業時間:7:00-22:00 定休日:なし
詳細はこちら


スコータイヌードルに挑戦!

スコータイ名物がこちら。ファクヤーオというインゲンのような豆と炒ったピーナッツが入っているのが特徴で、トムヤム・ヘーン(汁なし)で食べるのが地元流です

2nd Day in Si Satchanalai

シーサッチャナーライ歴史公園

ヨム川のほとりの街シーサッチャナーライは、スコータイ王朝時代に副王が統治する第二の都市と して栄えました。歴史公園には約200 件の遺跡が保存されており、ここも世界遺産に登録されています。城壁内は青々とした芝生に立派な遺跡が林立し、スコータイに劣らず見応え抜群。観光客が少ないので、ゆっくりと散策を楽しめます。

Wat Chang Lom

ワット・チャーンロームの建築様式はスリランカの影響を受けており、ゾウ(チャーン)が囲む(ローム)という名の通り、39頭のゾウの彫刻が配置されています Si Satchanalai Historical Park
営業時間:8:30-17:00 定休日:なし
入場料:城壁内100B(自転車で入る場合は+10B)

行き方:スコータイ新市街から車で1時間。運転手付きレンタカーで周るのがおすすめ。スコータイ空港のEddyレンタカーで手配可能。1日1,800B+ガソリン代
Eddyレンタカーの詳細はこちら


サンカローク焼き窯跡

バンコクの雑貨屋さんでも人気のサンカローク焼きは、スコータイ時代に中国から伝わったもの。歴史公園から北へ車で10分のコノーイ村には、最盛期に150 以上の窯があったと伝えられ、その窯跡が見学できます。61 番窯の周辺にはサンカローク焼きのお土産屋が軒を連ね、スコータイ市内より価格もリーズナブル。 サンカローク焼きの器は江戸時代の日本にも輸出され、宋胡録(すんころく)焼きと呼ばれ茶人に愛されました
1. On-Site Museum for Kilms No.42and No.123
2. Center for Study and Preservationof Sangkhalok Kiln No.61

営業時間:9:00-16:30 定休日:なし
入場料:100B(2館共通)


ゴールド・テキスタイル・ミュージアム

さらに北へ車を10 分走らせ、タイ北部の伝統的な織物を収集した博物館へ。パー・シンやパー・ティンヂョックと呼ばれる晴れ着などの貴重な年代物が展示されています。古いものでは200 年以上前に織られたものも。美しい手仕事に思わずうっとり。 Gold Textile Museum
営業時間:7:00-18:30 定休日:なし
入場料:無料


2nd Day in Phitsanulok

ワット・プラシーラタナ・マハータート

スコータイ県のお隣、ピッサヌローク県にも寄り道してみましょう。街の中心にあるワット・プラシーラタナ・マハータートは“タイで一番美しい仏陀” を祀るお寺として有名。スコータイ時代後期に鋳造されたもので、その後タイ全土で複製が作られ、バンコクのワット・ベンチャマボピットにも同じ形の仏像があります。その姿を一目見ようと全国から参拝客が訪れ、境内は人々の活気に溢れています。 お釈迦さまが悪魔を退散させた姿を表した触地印のポーズ。誘惑に負けず真理を求める強い心を象徴しています
お寺の敷地内のマーケットは、お土産探しにぴったり。レトロなお菓子やピッサヌローク名物の干しバナナの量り売りも
お坊さんがプラクルアン(お守り)をくれました

ピッサヌローク街角スナップ

ひんやりスイーツ

タイで一番美味しいと噂のタプティ ムグロープ・サームヌム(ทับทิมกรอบ3หนุ่ม)
営業時間:18:00-22:30 定休日:なし


トゥクトゥク

とぼけた顔をしたトゥクトゥクに 乗って街を巡ろう

ネコカフェ

歩き疲れたらカフェで一休み。 4匹のネコが迎えてくれます
Rustic Boho営業時間:10:00-22:00 定休日:なし


機関車

駅前にはイギリス製の蒸気機関車が。古い街並みに溶け込んでいます

サムロー

サムロー(三輪タクシー)もここでは現役です

世界遺産の街スコータイ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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と暮らす 15号 2021年4月15日発行

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