2020.07.18我が家のおすそわけレシピ
タイの食材でひと工夫我が家のおすそわけレシピ vol.6
タイで手に入る食材や調味料を活用してアレンジした家庭料理のレシピを紹介していきます。
バンコクで暮らす先輩たちは、どんな工夫で毎日の食卓を乗り切っているのでしょうか。
生活の知恵のおすそわけ、ぜひ今晩の献立に取り入れてみて下さい。
レトロとモダンが混在する穴場の街で、下町ライフを楽しむかとうさん夫妻。コロナ自粛期間は「外に飲みにも行けず、日系のデリバリーを頼みたくてもここはエリア対象外。家飲みの頻度が上がりましたね」とのことで今回のコンセプトは、晩酌でだらだらつまめるものフルコース。ほとんどが火を使わずにサッと作れて手間いらずです。
スパイシーな薄焼きスナックに、細かく刻んだ生野菜をトッピングしたマサラ・パパドは、インド人も大好きな前菜。パパド自体に塩気があるので、軽くあぶってそのままおせんべい感覚で食べても◎。油で素揚げするもよし、トースターやレンジでもちゃんとおいしく仕上がります。「パフラットのインド料理店で食べて以来、すっかりファンに。パパドはプレーンよりも黒こしょう入りの方がおすすめ。ビールにもよく合いますよ」とかとうさん。
レモングラス(タクライ)は、タイの伝統医療や料理に欠かせない定番ハーブ。「レモングラスのサラダ、ヤムタクライが大好きなんですが、タイ料理はどうしても外で食べる味にはかなわない。自宅でどうにかタクライの味を楽しみたくて」試作の末に生まれたのが、意外性のある和風アレンジ。サクサク食感のタクライ、ナッツの歯ごたえ、ぷるぷるコリコリのきくらげ、これらを品よくまとめるかつお節と醤油の底力には驚くばかり。海苔で巻いて食べればいっそう美味しい!
1 プラートゥーで冷や汁 材料 (2人分)
・プラートゥー 1尾
・ご飯 1膳
・豆腐 半丁
・きゅうり 1/2本
・生姜 1かけ
・大葉 2~3枚
・炒りごま 適量
・顆粒だし 適量
・氷 適量
・味噌 適量…アルミホイルに味噌を包み、すこし焦げ目がつく程度に焼くと香ばしさアップ!
作り方 1.焼いたプラートゥーの身をほぐしておく
2.豆腐はキッチンペーパーに包んで水切りする
3.大葉は軸を取ってせん切りに。生姜もせん切り。小ねぎは小口切り。きゅうりは薄切りにして軽く塩もみしておく
4.ボウルに水(分量外)を入れ、だしと味噌を少しずつ溶き、砕いた氷を浮かべる。味はやや濃い目の味噌汁を目安に
5.ご飯に魚と薬味を彩りよく盛り付け、豆腐をスプーンで崩しながら入れる。4を注ぎ入れて完成!
タイにはさまざまな食べられる花がありますが、白い花びらが可憐な白胡蝶(ドークケー)には独特の苦みがあるため、茹でてナムプリックにつけるのが一般的。「食用菊のイメージで茹でてポン酢で食べてみたら、ほろ苦でこれはイケる!と。ふき味噌っぽく仕上げてもいいし、春野菜感覚で使えることがわかりました」。今回は酢味噌でシンプル簡単、お酒にぴったりな箸休めの一皿に。
飲みのシメには、さらさらといただける冷や汁を。首を折り曲げた状態で売られているサバ科の魚プラートゥーは、「クセのある魚かと思ってずっと避けてたけど、食感や風味はアジとほぼ一緒。市場やスーパーで加熱済のプラートゥーを買っておけば、飲んだあとでもパパっと完成。梅肉や大葉を刻んで白ごまを散らせば、立派なまぜごはんにもなりますよ!」。暑い日、食欲のない日にもよさそうです。
2 和風ヤムタクライ 3 ドークケーの酢味噌あえ 材料 (2人分)
・白胡蝶(ドークケー) 適量
・酢味噌…白味噌2:砂糖1:酢1の割合※白味噌がなければ普通の味噌でもOK
作り方 1.熱湯でドークケーを20~30秒ほどさっと茹で、ザルにあげる。軽く水けをしぼる
2. 1と酢味噌を合わせて完成!できたても、冷やしてもおいしい
4 マサラ・パパド
バンコクで暮らす先輩たちは、どんな工夫で毎日の食卓を乗り切っているのでしょうか。
生活の知恵のおすそわけ、ぜひ今晩の献立に取り入れてみて下さい。
レトロとモダンが混在する穴場の街で、下町ライフを楽しむかとうさん夫妻。コロナ自粛期間は「外に飲みにも行けず、日系のデリバリーを頼みたくてもここはエリア対象外。家飲みの頻度が上がりましたね」とのことで今回のコンセプトは、晩酌でだらだらつまめるものフルコース。ほとんどが火を使わずにサッと作れて手間いらずです。
スパイシーな薄焼きスナックに、細かく刻んだ生野菜をトッピングしたマサラ・パパドは、インド人も大好きな前菜。パパド自体に塩気があるので、軽くあぶってそのままおせんべい感覚で食べても◎。油で素揚げするもよし、トースターやレンジでもちゃんとおいしく仕上がります。「パフラットのインド料理店で食べて以来、すっかりファンに。パパドはプレーンよりも黒こしょう入りの方がおすすめ。ビールにもよく合いますよ」とかとうさん。
レモングラス(タクライ)は、タイの伝統医療や料理に欠かせない定番ハーブ。「レモングラスのサラダ、ヤムタクライが大好きなんですが、タイ料理はどうしても外で食べる味にはかなわない。自宅でどうにかタクライの味を楽しみたくて」試作の末に生まれたのが、意外性のある和風アレンジ。サクサク食感のタクライ、ナッツの歯ごたえ、ぷるぷるコリコリのきくらげ、これらを品よくまとめるかつお節と醤油の底力には驚くばかり。海苔で巻いて食べればいっそう美味しい!
1 プラートゥーで冷や汁 材料 (2人分)
・プラートゥー 1尾
・ご飯 1膳
・豆腐 半丁
・きゅうり 1/2本
・生姜 1かけ
・大葉 2~3枚
・炒りごま 適量
・顆粒だし 適量
・氷 適量
・味噌 適量…アルミホイルに味噌を包み、すこし焦げ目がつく程度に焼くと香ばしさアップ!
作り方 1.焼いたプラートゥーの身をほぐしておく
2.豆腐はキッチンペーパーに包んで水切りする
3.大葉は軸を取ってせん切りに。生姜もせん切り。小ねぎは小口切り。きゅうりは薄切りにして軽く塩もみしておく
4.ボウルに水(分量外)を入れ、だしと味噌を少しずつ溶き、砕いた氷を浮かべる。味はやや濃い目の味噌汁を目安に
5.ご飯に魚と薬味を彩りよく盛り付け、豆腐をスプーンで崩しながら入れる。4を注ぎ入れて完成!
タイにはさまざまな食べられる花がありますが、白い花びらが可憐な白胡蝶(ドークケー)には独特の苦みがあるため、茹でてナムプリックにつけるのが一般的。「食用菊のイメージで茹でてポン酢で食べてみたら、ほろ苦でこれはイケる!と。ふき味噌っぽく仕上げてもいいし、春野菜感覚で使えることがわかりました」。今回は酢味噌でシンプル簡単、お酒にぴったりな箸休めの一皿に。
飲みのシメには、さらさらといただける冷や汁を。首を折り曲げた状態で売られているサバ科の魚プラートゥーは、「クセのある魚かと思ってずっと避けてたけど、食感や風味はアジとほぼ一緒。市場やスーパーで加熱済のプラートゥーを買っておけば、飲んだあとでもパパっと完成。梅肉や大葉を刻んで白ごまを散らせば、立派なまぜごはんにもなりますよ!」。暑い日、食欲のない日にもよさそうです。
2 和風ヤムタクライ 3 ドークケーの酢味噌あえ 材料 (2人分)
・白胡蝶(ドークケー) 適量
・酢味噌…白味噌2:砂糖1:酢1の割合※白味噌がなければ普通の味噌でもOK
作り方 1.熱湯でドークケーを20~30秒ほどさっと茹で、ザルにあげる。軽く水けをしぼる
2. 1と酢味噌を合わせて完成!できたても、冷やしてもおいしい
4 マサラ・パパド