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街のあれこれ比べてみました

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第6回 ソムタム

ソムタムは、青パパイヤをはじめとした生野菜とドレッシングを合わせて、臼の中でポクポクと搗いて作るサラダです
もともとイサーン(タイ東北)地方が発祥の郷土料理ですが、今ではタイ全土に広がり、タイを訪れる観光客にとって必ず食べたい定番料理の一つとなりました。
お店や食材によってさまざまなバリエーションが楽しめるので、ぜひ食べ比べてみて!

目次

1.  青パパイヤのソムタム
2.  とうもろこしのソムタム
3.  渡り蟹入りソムタム
4.  エビ入りソムタム

1.  青パパイヤのソムタム (ソムタム・タイ)


せん切りにしたシャキシャキの青パパイヤをメインに、トマト、唐辛子、ピーナッツ、干しエビなどを加えた、バンコクで食べられる最もベーシックなソムタム。パームシュガーとナンプラーによる甘めのドレッシングに、唐辛子のピリッとした辛さが引き立つ。もち米を手で丸めてソースにつけて食べるのも◎。

2.  とうもろこしのソムタム (タム・カオポート・カイケム)


青パパイヤの代わりにとうもろこしを使って作るソムタム。新鮮なとうもろこしのポリポリとした食感が楽しい一品。とうもろこしの甘味と塩漬け卵(カイケム)の塩気が程よく混ざり合って、タイ料理初心者でも食べやすい。この他、パパイヤの代わりにきゅうり、マンゴー、にんじんを使うソムタムも美味。

3.  渡り蟹入りソムタム (ソムタム・プーマー)


基本のソムタム・タイに、生の渡り蟹(プーマー)を加えたレシピ。渡り蟹はナンプラーに漬けてあり、蟹身が柔らかくて甘いのが特徴。蟹身は手づかみで食べてOK。日本の蟹と違い殻がそこまで固くないので、手で殻を割って食べられます。新鮮な蟹を使っているお店を見極めてトライを。

4.  エビ入りソムタム (ソムタム・クン)


基本のソムタム・タイに大ぶりのエビを加えた、食べごたえのあるメニュー。お店によって、エビは生のまま、さっと茹でて、炭火焼きなど、レシピはさまざま。また、青パパイヤのソムタムは、赤貝やコームーヤーン(豚の喉肉の炭火焼き)など、どんな具材とも相性抜群。お店ごとに異なる特色を楽しんで。
ソムタム豆知識

1. ソムタムを注文する時は、唐辛子の本数を伝えて自分好みの辛さに調整しましょう。タイ料理初心者なら、唐辛子1本からトライするのがおすすめ。

2. ソムタム・タイは1皿約60kcal。青パパイヤには脂肪や糖分を分解する酵素が豊富に含まれており、タイ人女子の間ではダイエットの定番メニューです。

3. 家庭でソムタムを作る時に活躍するのがソムタム専用ピーラー。にんじんにも使えて、キャロットラペやにんじんしりしりを作る時にも便利です。


食べ比べをしたのはこちらのお店!

ソムタム・コンベントスクンビット31店


ソムタム・コンベントは、25年前にシーロムで創業。現在は、スクンビット・ソイ31とセントラルワールドを合わせて3店舗を展開中。種類豊富なソムタムメニューを中心に、幅広いイサーン料理を提供している。スクンビット・ソイ31店はタイの人気イラストレーターNut.Daoが手掛けた内装も雰囲気が良く、アテンドにもおすすめ。
SHOP DATA
TEL:080-948-5579
住所:Soi 31, Sukhumvit Rd.
営業時間:11:00-21:00
定休日:なし

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と暮らす 15号 2021年4月15日発行

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