2017.06.27特集バックナンバー
タイの占い ③お寺の中の占い学校体験レポ!
今回はエカマいにあるお寺、ワット·タートーン内にある占いの学校に体験入学した時の模様をお伝えしたいと思います。
エカマイ駅の北側にあるワット·タートーン。広い敷地の中に佇むこのお寺の一画に「占いの学校」があります。
さっそく教室を覗いてみると、男女問わずたくさんの生徒さんがいました。生徒さんの職業も医者、看護婦、職業占い師など様々でした。創立10年になるこの学校では、毎週土日に17の講座を開講しています。ベテランのチャートサック先生が教えているのは「ホーラサート」と「7つの数字」。今日のケーススタディは、女性僧からの相談で「いつ帰俗するのがよいか?」を占います。生年月日と生まれた時間、出生地を元に、タイ数字をホワイトボードに書き込んでいくチャートサック先生。それと同時に、女性僧がどんな両親の元に生まれたのか、どんな性格か、向いている職業、健康状態、何才で結婚するかまで、女性僧の人生を次々と紐解いていきます。
そして、最後に導き出された答えは…、「帰俗の日は、6月7、9、10日。この3日に決まり!」何百年も前からタイで行われているホーラサートは、占い師の特殊能力で未来を予知するようなものではなく、複雑な計算式を解いた先に答えが見つかる魔法の数式のようでした。
先生曰く、「占いでどんな結果が出たとしても、そこから必ず良い面と悪い面の両方が読み取れるもの。結果を聞いてそれをどう活かすかはあなた次第です」。これまでに何百人もの人生を読み解き、的確なアドバイスで背中を押してきたであろう先生の言葉は、ずっしりと大きな説得力を感じられるものでした。
タロットカードを教えるのはカターウット先生。先生曰く、2学期通えば占い師になれるんだそう!
占いの学校
入学金:300B 受講料:1学期(36時間)2,000B ※授業はタイ語のみとなります ワット・タートーン
タロットカードを勉強中のギティさん。以前はモンクット・ガサットヤーラーム寺の学校で占いを習っていたんだそう。
入学金:300B 受講料:1学期(36時間)2,000B ※授業はタイ語のみとなります ワット・タートーン