2016.12.17特集バックナンバー
タイの本屋さん&ライブラリーめぐり!
いま、バンコクには個性的で面白いブックショップが続々登場しています。淹れたてのコーヒーを味わいながら読書するもよし、お土産の1冊を探すのもよし。タイ語が読めなくても、いろんな楽しみ方がありますよ〜! それでは、一挙にご紹介します!
【本屋】 本屋タイの蔦屋書店「Think Space(シンクスペース)」
今年7月にオープンした大手書店チェーンB2Sの旗艦店。3,000㎡もの広大な売場に、10万冊以上の蔵書を誇るタイ最大級の本屋さんです。洋書の品揃えも多く、アート関連本や料理本、子ども向けの本も充実してます。本以外にも、文房具や画材、レコードや家具まで、センスよくセレクトされたアイテムが並びます。芝生のような絨毯に、大きな木がディスプレイされた店内は、読書に適した照明が設計されていて何時間でも過ごせそう!併設のカフェは、パスタやサンドウィッチなどの軽食もあるのでランチにも利用できそうです。渋滞がなければトンロー駅からタクシーで25分くらいのショッピングモール内にあります。
住所 CentralFestival Eastville, 2/5 Pradit Manutham Rd. 電話番号 02-553-6193~5 営業時間 9:00-22:00 休み なし【ブックカフェ】 居心地のよさ抜群「Candide Books(カンディード・ブックス)」(URL)
2010年にタナーオ通りで誕生したブックカフェの先駆けとなるお店です。2年前にThe Jam Factory内に移転しました。オーナーで元編集者のペートさんがセレクトするのは、タイの現代文学と海外の文学作品(タイ語)が中心です。読書家の彼女が好きな作家は、プラープダー(URL)、ウティット(URL)、アヌソーン・ティップヤーノンの3人だそうです。倉庫をリノベーションした店内には、カフェのライ・ブラ・リーが同居してます。中庭に面した席は格好の読書スポットですよ♪
住所 41/4 The Jam Factory, Charoen Nakhon Rd. 電話番号 02-861-0967 営業時間 11:00-20:00 休み なし【ブックカフェ】 出版社の中にある「Cafe Daypoets(カフェ・デイポエッツ)」
今年1月にオープンしたこちらは、カルチャー雑誌a day(URL)を出版するDaypoetsのオフィスの一部を開放したブックカフェです。大きなテーブルで編集者たちが打ち合わせをしたり、窓辺のカウンターで読書をしたり、本好きたちが思い思いの時間を過ごせる場所ができました!本棚にはpolkadotやa bookなど、同社が手掛けるおしゃれな書籍がずらりと並びます。同居するカフェKhom Coffeeがチェンラーイ産のコーヒーやクラフトビール(20種類以上)を提供します。
住所 11, Soi Sun Wichai 4, Phetchaburi Rd. 電話番号 086-304-4809 営業時間 月-金8:00-18:00, 土11:00-18:00 休み 日【ライブラリー】 こんな書斎がほしい「The Neilson Hays Library(ネルソン・ヘイズライブラリー)」(URL)
1922年に建てられた重厚な白亜の建築が美しい私設図書館です。フアランポーン駅やドゥシットのアナンタサマーコム殿を設計したイタリア人建築家によるもので、歴史的建築物に指定されています。こちらは英語書籍を専門とし、約18,000冊を所蔵しています。静謐な空気と図書館特有の本の匂いに満たされた館内は、厳かな雰囲気が漂います。キッズコーナーやギャラリーのほか、ガーデンカフェも併設されていますよ。 ※本を借りるには会員登録が必要です(半年1,900B/1年2,500B)。
住所 195 Surawong Rd. 電話番号 02-233-1731 営業時間 9:30-17:00 休み 月【ブックカフェ】 文学女子が集う「The Writer’s Secret(ザ・ライターズシークレット)」
2005年のシーライト賞受賞作家ビンラー・サンガーラーキーリーさんのお店です。文学作品を中心に、哲学書や詩集など、大手の書店では扱っていない書籍も揃います。店番のネコは受賞作の題名にもなっているギンちゃん♪2階にはビンラーさんの出版社「Writer」のオフィスがあります。
住所 75 Nakhon Sawan Rd. 電話番号 なし 営業時間 10:30-22:00 休み なし【ブックカフェ】 独立系セレクト書店「Fathom(ファゾム)」
3ヶ月毎にテーマに沿って本をセレクトするこちらのブックカフェは、今年10月にオープンしたばかりです。年内は「旅」をテーマに、ガイドブックやフォトブックが充実しています。1月のテーマは「子どもの文学」を予定。オーナーさんこだわりの中国茶とともにゆるりとした時間を過ごしてみてください♪
住所 572/3 Soi 3, Sathorn Rd. 電話番号 なし 営業時間 10:00-21:00 休み なし【ライブラリー】 日本語の本を探すなら「国際交流基金ライブラリー」(URL)
タイ文学に興味が沸いたなら、こちらのタイ文学の棚をチェックしてみてください。ここは国際交流基金が運営する図書館で、タイ関連の日本語書籍や雑誌のほか、日本の映画やドラマのDVDなど2万アイテム以上が揃います。館内での閲覧・視聴は自由ですが、借りるには会員登録が必要です(800B/年)。
住所 10F Serm-Mit Tower, 159 Sukhumvit 21 Rd. 電話番号 02-260-8564 営業時間 月-金9:00-19:00, 土9:00-17:00 休み 日【ライブラリー】 文化のプラットフォーム「The Reading Room(ザ・リーディングルーム)」
タイのアート分野で著名なキョウさんが開いた私設アートライブラリーです。世界中から集められた現代アート関連の書籍が1,000冊超!ここを会場に、文学や音楽、映画に関するトークイベントが頻繁に開催され、アーティストとの交流の場にもなっています。本の貸出は無料です。
住所 2 Soi 19, Silom Rd. 電話番号 02-635-3674 営業時間 水-日13:00-19:00 休み 月火【ライブラリー】 文化の殿堂「National Library(国立図書館)」URL
1905年にラーマ5世が創設した図書館を前身とするタイ最大の国立図書館です。日本語書籍も有しますが、現在は改装工事中の本館に保管されているため閲覧できません(2017年6月完了予定)。分館のみ開館しており、4階には貴重な古文書や美しい箔絵が施された書棚が展示されています。
住所 Samsen Rd. 電話番号 02-280-9828~32 #0 営業時間 月-金9:00-18:30, 土日9:00-17:00(3・4階は平日のみ開館) 休み 祝日【イベント】 膨大な本が集まる「Book Fair / Book Expo(ブックフェア/ブックエクスポ)」
タイの2大ブックフェアと言えば、毎年3月に開催される「National Book Fair & Bangkok International Book Fair」と、10月の「Book Expo Thailand」。どちらもクイーンシリキット・コンベンションセンターを会場に、数百もの書店ブースが並びます。会期中の土日の混み具合は相当なもの!読書熱を刺激されるイベントです。
住所 Queen Sirikit National Convention Center, 60 New Rachadapisek Rd. 電話番号 02-229-3000 開催日 次回は2017年3月29日~4月9日に開催予定