2021.04.6バンコク生活はじめてガイド
センセープ運河ボートで行く半日トリップ!目的地は黄金の丘(ワット・サケット)と話題のマムアンカフェ
日本人が多く住むスクンビットエリア。
生活をするだけならこのエリアだけでも事足りますが、慣れてきたらスクンビットを飛び出して、ちょっと冒険してみませんか?
バンコク都内を東西に流れるセンセープ川で運行している運河ボートを使うと、渋滞無しでいろいろな観光スポットに行けちゃうんです。
今回は、この運河ボートを使って、黄金の丘と呼ばれるワット・サケットと、今とても話題のマムアンカフェに半日トリップしてみましょう!
センセープ運河のボートに挑戦
センセープ運河はペッチャブリ通りに沿って流れているので、最寄りのボート乗り場に行ってみましょう。
今回はスクンビット・ソイ39の奥にあるイタルタイタワー前の「Ital-Thai Tower」乗り場から出発します。
センセープ運河ボートはおおよそ朝6時頃から夜19時頃まで運行。時刻表はありませんが、けっこう頻繁にボートが行き来するので乗り場で待ちましょう。
行き先は「パンファー橋」(Phanfa Bridge)船着き場。アソーク方面へ向かうボートに乗り込みます(反対方向の船に乗るとエカマイ方面へ行ってしまうので注意)。ボートは船着場の近くまで寄ってくれるので、素早く船へ乗り込みます。
運賃を回収するスタッフが席を回ってくるので、行き先を告げてお金を渡しましょう。
ワット・サケット最寄りの「パンファー橋」までの運賃は12バーツと激安。
もしも事故があったときのために、天井にはライフジャケットが敷き詰められています。
また、センセープ運河は汚いです。外側の席に座ると、その汚い水しぶきが飛んでくることがあります。
もしも引き手がある席に座ったときには、水ハネ防止シートを引き上げ続けることをおすすめします。
そうこうしているうちに、終点の「プラチナム」(Pratu Nam)船着き場に到着!
安くて可愛い洋服が揃うプラチナムファッションモールや、天然石を取り扱うパラディウムショッピングモールが、この船着き場のすぐ近くにあります。
BTSで行く場合、最寄りのチットロム駅からは15分ほど歩くので、この運河ボートで行くと歩く距離が短縮されて楽ですよ。
さて、ワット・サケットのある「パンファー橋」まで行くには、ここでボートを乗り換えます。
乗り換えるボートはすぐ隣に着くので、乗り換えの人の波についていけばOKです。分からなければ、「ヤーク パイ ワット・サケット(ワットサケットに行きたい)」と言って周りの人に聞いてみてもいいでしょう。
乗り換え後、15分ほどで終点の「パンファー橋」に到着です。
ワット・サケットへ登ってみよう
まずはワット・サケットへお参りしましょう。
ワット・サケットは、アユタヤ王朝時代(1351〜1767年)に建設された古い寺院。
頂上には高さ80mの黄金の仏塔がそびえたち、別名「黄金の丘の寺(ワット・プーカオ・トーン)」とも呼ばれています。
この仏塔は、ラーマ3世が作るよう命令したもので、ラーマ5世の時代に完成したんだとか。
仏塔の周りには、360度見渡せる回廊が広がっており、ここから眺めるバンコクの絶景を目当てに、コロナ前は連日多くの観光客が集まっていました。
「パンファー橋」船着き場からワット・サケットまでは、橋を渡ってすぐです。
外国人観光客の拝観料は50バーツ。タイ人と10歳以下の子どもは無料です。
入り口から仏塔まで、なんと344段もの階段が。暑い日には大変ですが、頑張って登っていきましょう!
途中で休憩できるカフェもあります(撮影日は店休日でした)。暑い日はここで一休みしてから上を目指すのもいいですね。
20分ほど登っていくと、ようやく仏塔入口へ到着しました!
中には黄金の仏像がたくさん飾られています。仏塔の中を一周したら、階段で上へ上がりましょう。
上に登っていくと、ようやく目指していた黄金の仏塔の先へ到達しました!地上から見るとあれだけ遠かったのに、手を伸ばせばすぐに届く距離にあるのが不思議です。
そして見てください!バンコクの街を360度見渡せるパノラマビュー!この景色を見たら、ここまで登ってきた疲れが吹っ飛びますね。
ちなみに、夜のライトアップされたワット・サケットもきれいです。
ワットサケットのデータ
Wat Saket
TEL:065-010-3131
住所:344 Thanon Chakkraphatdi Phong, Ban Bat, Pom Prap Sattru Phai
参拝時間:月-金 7:00-19:00 土日 7:00-20:00
近くのMamuang cafe(マムアンカフェ)でひと休み
センセープ運河ボートの終点であるパンファー橋には、もうひとつ見どころが存在します。
それが、Mamuang cafe。日本でも人気の漫画家ウィスット・ポンニミットさん(通称タムくん)の描くマムアンちゃんをモチーフとした公式カフェです。
外観もメニューもとっても可愛いので、タイ人だけでなく外国人にも話題のお店です。
テーブル席の他に畳の席もあり、日本を意識してくれているのが嬉しいですね。
ここで注文すべきは、ベビーカステラとクリームソーダ。
クリームソーダを頼めるカフェがバンコクに存在するなんて!クリームの上にはサクランボまで。
そしてマムアンちゃんの形をしたベビーカステラの可愛さといったら!
店内にはタムくんの著書もたくさん置かれています。日本語で書かれているものもあるので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
また、隣にはマムアンちゃんグッズが所狭しと並ぶショップも併設。カフェに置いてあるグッズとは少しラインナップが違うので、どちらも要チェックです。
時々タムくんも訪れてファンの方と交流されているそうです。
マムアンカフェのデータ
Mamuang Cafe
TEL:080-283-9659
住所:2 Nakhon Sawan Rd, Wat Sommanat, Pom Prap Sattru Phai
営業時間:10:00-18:00
店休日:なし
WEB
FB https://www.facebook.com/MamuangCafebyWisut
IG https://www.instagram.com/mamuangcafe/
LINE @mamuangcafe