2020.03.20我が家のおすそわけレシピ
タイの食材でひと工夫我が家のおすそわけレシピ vol.4
タイで手に入る食材や調味料を活用してアレンジした家庭料理のレシピを紹介していきます。
バンコクで暮らす先輩たちは、どんな工夫で毎日の食卓を乗り切っているのでしょうか。
生活の知恵のおすそわけ、ぜひ今晩の献立に取り入れてみて下さい。
日本では会社帰りにふらりと酒場を開拓したり、デパ地下でデリを探すのが日課だったというミユキさん。バンコク暮らしを始めてからはタイ野菜の魅力にハマり、野菜ソムリエの資格を取得。タイ野菜を使い、味と満足感はもちろんのこと、見た目も幸せな一皿を追求しています。「タイってデパ地下デリがあまり充実してなくて。ならば自分で作ってしまおう!とこれらのメニューが生まれました」(ミユキさん)
色鮮やかな酢飯が映えるちらし寿司は、南国パワーあふれるドラゴンフルーツで作ったフルーツ酢で色付けしたもの。自然素材由来だから、小さな子どもにも安心。ひな祭りやお誕生日に、持ち寄りのホームパーティーにも頼れる一品です。
サラダはトマトにレタスといった、決まった組み合わせでマンネリしがち…。そんな時は、セリ科のハーブで、さわやかな香りと独特の甘みをもつディルを取り入れてみて。食物繊維も豊富なひよこ豆に、ビタミンの宝庫マンゴー、プチプチ食感が楽しいスーパーフードのキヌアと、美と健康のためにも取り入れたい食材を合わせたディルたっぷりのサラダは、さっぱり味でどんなメイン料理も引き立ててくれます。彩りの良いディルは、使い方次第では主役にもなれる万能ハーブ。「お肉と一緒に炒めて塩胡椒または醤油でシンプルに。常温に戻したバターにディルの葉をまぜれば、簡単ハーブバターの出来上がり。肉や魚をソテーすると、いつものお料理もワンランク上に仕上がりますよ」とミユキさん。
日本ではあまり見ないビーツも、タイでは手軽に入手できるすぐれもの。ワインの前菜にもよく合うホイル包み焼きは、材料を切ったらあとはオーブン任せなのも嬉しい一品。ビーツはじっくり火を通すことで甘みが前に出て、クリームチーズでさらにまろやかに。焼き立てのほっくり感とチーズのクリーミー感、それぞれの食感を楽しみましょう。また、ビーツとオレンジの果肉を合わせてビビッドなサラダにしたり、にんじんと一緒にきんぴらやラペにしても◎。
低カロリーで栄養豊富なココヤシの新芽(ヨートマプラオ)は、意外にも、筍と同じ感覚で土佐煮、炊き込みご飯などにも使えます。筍のようなアク抜きの手間がないのも魅力!ぜひ活用してみて。
1. ドラゴンフルーツで色付けした飾り寿司 材料 ・ドラゴンフルーツ(果肉がピンク色のもの) さいの目に切って大さじ1.5程度
・すし酢(甘酢) 30ml
・ご飯 0.5合
・卵 1個
・枝豆 適量
・フリルレタス 適量
作り方 1. ドラゴンフルーツはさいの目にカット。すし酢に漬けて冷蔵庫で4時間~ひと晩おき、色を出す
2. 炊きあがったご飯に1のフルーツ酢を混ぜ合わせ、酢飯を作る(酢から引き上げた果肉はつぶして酢に濾しても、そのまま食べてもOK)
3. フライパンで卵の薄焼きを作り、錦糸卵にしておく
4. 茹でた枝豆をさやから出し、錦糸卵とフリルレタスとともに彩りよくトッピングする
2. ビーツのホイル包み焼き 材料 ・ビーツ(ビートルート) 1/2本
・クリームチーズ 適量
・ディル(パクチーラーオ) 適量
作り方 1. ビーツを洗い、水気を残したままアルミホイルで包む
2. 180℃に温めたオーブンで約1時間グリルする
3. 竹串がスッと入る柔らかさになったら皮をむき、好みの大きさに切る
4. 角切りにしたクリームチーズ、ディルの葉をトップに飾る
3. ひよこ豆とディルのサラダ 材料 ・ひよこ豆 75g
・キヌア 1/3カップ
・マンゴー さいの目に切って大さじ1
・ディル(パクチーラーオ) 適量
ドレッシングの材料
(a)
・オリーブオイル 大さじ1.5
・マナオ果汁 1個分
・白ワインビネガー 大さじ1
・穀物酢 大さじ1/2
・ブラックペッパー 適量
・はちみつ 少々
作り方 1.鍋に水をたっぷり張り、前日からひよこ豆を漬けておく
2. そのまま鍋を火にかけ、30分ほど茹で、ざるにあける
3. 洗ったキヌアと水を鍋に入れ15分ほど茹で、水を切る
4. ディルは洗って葉だけをちぎり、冷蔵庫で休ませておく
5. 熟したマンゴーをさいの目に小さくカットする
6. 全ての材料をボウルに入れ、aと合わせる。ディルは食べる直前にまぜる
4. ココヤシの新芽を使った青椒肉絲 材料 ・ココヤシの新芽 1/3本
・ピーマン 1個
・豚ばら肉 100g
・タイ醤油(シーイウ・カーオ) 適量
・片栗粉 適量
・ごま油 小さじ1
・乾燥唐辛子 適量
(a)
・タイ醤油(シーイウ・カーオ) 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
作り方 1.ココヤシの新芽、ピーマン、豚肉をせん切りにする
2. 豚肉はタイ醤油で揉み、片栗粉をまぶして下味をつける
3. フライパンに油を温めて肉を炒め、火が通ったらピーマンとココヤシも炒め合わせ、aを回し入れる
4. 種をのぞいて細かく刻んだ乾燥唐辛子をのせる
バンコクで暮らす先輩たちは、どんな工夫で毎日の食卓を乗り切っているのでしょうか。
生活の知恵のおすそわけ、ぜひ今晩の献立に取り入れてみて下さい。
日本では会社帰りにふらりと酒場を開拓したり、デパ地下でデリを探すのが日課だったというミユキさん。バンコク暮らしを始めてからはタイ野菜の魅力にハマり、野菜ソムリエの資格を取得。タイ野菜を使い、味と満足感はもちろんのこと、見た目も幸せな一皿を追求しています。「タイってデパ地下デリがあまり充実してなくて。ならば自分で作ってしまおう!とこれらのメニューが生まれました」(ミユキさん)
色鮮やかな酢飯が映えるちらし寿司は、南国パワーあふれるドラゴンフルーツで作ったフルーツ酢で色付けしたもの。自然素材由来だから、小さな子どもにも安心。ひな祭りやお誕生日に、持ち寄りのホームパーティーにも頼れる一品です。
サラダはトマトにレタスといった、決まった組み合わせでマンネリしがち…。そんな時は、セリ科のハーブで、さわやかな香りと独特の甘みをもつディルを取り入れてみて。食物繊維も豊富なひよこ豆に、ビタミンの宝庫マンゴー、プチプチ食感が楽しいスーパーフードのキヌアと、美と健康のためにも取り入れたい食材を合わせたディルたっぷりのサラダは、さっぱり味でどんなメイン料理も引き立ててくれます。彩りの良いディルは、使い方次第では主役にもなれる万能ハーブ。「お肉と一緒に炒めて塩胡椒または醤油でシンプルに。常温に戻したバターにディルの葉をまぜれば、簡単ハーブバターの出来上がり。肉や魚をソテーすると、いつものお料理もワンランク上に仕上がりますよ」とミユキさん。
日本ではあまり見ないビーツも、タイでは手軽に入手できるすぐれもの。ワインの前菜にもよく合うホイル包み焼きは、材料を切ったらあとはオーブン任せなのも嬉しい一品。ビーツはじっくり火を通すことで甘みが前に出て、クリームチーズでさらにまろやかに。焼き立てのほっくり感とチーズのクリーミー感、それぞれの食感を楽しみましょう。また、ビーツとオレンジの果肉を合わせてビビッドなサラダにしたり、にんじんと一緒にきんぴらやラペにしても◎。
低カロリーで栄養豊富なココヤシの新芽(ヨートマプラオ)は、意外にも、筍と同じ感覚で土佐煮、炊き込みご飯などにも使えます。筍のようなアク抜きの手間がないのも魅力!ぜひ活用してみて。
1. ドラゴンフルーツで色付けした飾り寿司 材料 ・ドラゴンフルーツ(果肉がピンク色のもの) さいの目に切って大さじ1.5程度
・すし酢(甘酢) 30ml
・ご飯 0.5合
・卵 1個
・枝豆 適量
・フリルレタス 適量
作り方 1. ドラゴンフルーツはさいの目にカット。すし酢に漬けて冷蔵庫で4時間~ひと晩おき、色を出す
2. 炊きあがったご飯に1のフルーツ酢を混ぜ合わせ、酢飯を作る(酢から引き上げた果肉はつぶして酢に濾しても、そのまま食べてもOK)
3. フライパンで卵の薄焼きを作り、錦糸卵にしておく
4. 茹でた枝豆をさやから出し、錦糸卵とフリルレタスとともに彩りよくトッピングする
2. ビーツのホイル包み焼き 材料 ・ビーツ(ビートルート) 1/2本
・クリームチーズ 適量
・ディル(パクチーラーオ) 適量
作り方 1. ビーツを洗い、水気を残したままアルミホイルで包む
2. 180℃に温めたオーブンで約1時間グリルする
3. 竹串がスッと入る柔らかさになったら皮をむき、好みの大きさに切る
4. 角切りにしたクリームチーズ、ディルの葉をトップに飾る
3. ひよこ豆とディルのサラダ 材料 ・ひよこ豆 75g
・キヌア 1/3カップ
・マンゴー さいの目に切って大さじ1
・ディル(パクチーラーオ) 適量
ドレッシングの材料
(a)
・オリーブオイル 大さじ1.5
・マナオ果汁 1個分
・白ワインビネガー 大さじ1
・穀物酢 大さじ1/2
・ブラックペッパー 適量
・はちみつ 少々
作り方 1.鍋に水をたっぷり張り、前日からひよこ豆を漬けておく
2. そのまま鍋を火にかけ、30分ほど茹で、ざるにあける
3. 洗ったキヌアと水を鍋に入れ15分ほど茹で、水を切る
4. ディルは洗って葉だけをちぎり、冷蔵庫で休ませておく
5. 熟したマンゴーをさいの目に小さくカットする
6. 全ての材料をボウルに入れ、aと合わせる。ディルは食べる直前にまぜる
4. ココヤシの新芽を使った青椒肉絲 材料 ・ココヤシの新芽 1/3本
・ピーマン 1個
・豚ばら肉 100g
・タイ醤油(シーイウ・カーオ) 適量
・片栗粉 適量
・ごま油 小さじ1
・乾燥唐辛子 適量
(a)
・タイ醤油(シーイウ・カーオ) 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
作り方 1.ココヤシの新芽、ピーマン、豚肉をせん切りにする
2. 豚肉はタイ醤油で揉み、片栗粉をまぶして下味をつける
3. フライパンに油を温めて肉を炒め、火が通ったらピーマンとココヤシも炒め合わせ、aを回し入れる
4. 種をのぞいて細かく刻んだ乾燥唐辛子をのせる