2017.07.26特集バックナンバー
運河と暮らす ②水辺へ出かけよう
①バーン・シンラピン
チャオプラヤー川に繋がるバンコクヤイ運河沿いにある小さなコミュニティ。その昔、トンブリー王朝が築かれた際に、政府高官たちが住居を構えたエリアで、バーンカールアン(=公務員村)運河とも呼ばれています。当時の面影を残す木造家屋が軒を連ねる中を歩いていくと、突き当りに現れるのが築200年を超えるというバーン・シンラピン。タイの伝統的な人形劇を無料で鑑賞できるとあって、外国人にも人気の観光スポットです。対岸には、ゲストハウス「バーンルアン・ハウス」があり、ここに泊まれば実際に運河とともに暮らす体験もできます。行き交う船を眺めながら、昔と変わらないゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょう? 古いチェディーの前で上演される人形劇。土日はお客さんでいっぱいです! 1階に食事スペースがあります 川床で魚にエサをやっている人もいます 目の前の運河は観光船の通り道になっています しゅうまいやニラ饅頭を売る船
Baan Silapin Artist’s House
電話番号:02-868-5279 住所:Soi 3, Charansanitwong Rd.
営業時間:10:00-18:00 休み:なし
※人形劇は毎日14時~。不定期で休演の場合があるので事前に確認が必要です。
Bang Luang House
電話番号:089-668-0808 料金:1泊2,000B~(朝食付き)
②ラットマヨム水上マーケット
アンパワーやダムヌーンサドゥアックに比べると規模は小さいながらも、活気溢れる雰囲気が楽しめる水上マーケット。小舟の上で作るタイ料理やフルーツを買って、その場で食べることができます。市場の中にある船着き場からは、周りの運河をめぐるボートツアーも出ていて、おすすめは、手漕ぎボートで蓮の池を巡るツアー(所要時間30分/20B)。エンジン音もなく、自然の音だけに包まれる最高のショートトリップができますよ。 市場には野菜や果物、シーフード料理のお店がたくさん並びます 運河の四つ角には道路と同じように交通標識があります
Khlong Lat Mayom Floating Market
住所:Moo 15, Bang Ramat Rd. 営業時間:土日9:00-15:00頃
③フアタケー市場
プラウェート・ブリーロム運河とラムプラーティウ運河が交差する四つ角にある市場。3年ほど前から、古い建物を生かしたカフェやゲストハウスが誕生し、注目を集めています。フアタケーはワニの頭という意味で、街のそこかしこにワニのグラフィティが。観光船や定期船は通らないので、村人の生活の足として現役の渡し船だけがのんびりと通り過ぎていきます。 古民家をリノベーションしたカフェやタイ料理屋があります ローカル気分を味わえるゲストハウス(1泊700B)
Huatakhe Old Market
住所:Luang Pheng Rd. Khwaeng Lat Krabang 営業時間:営業時間はお店によって異なる
④バーン・クルア
BTSナショナルスタジアム駅を降りて、センセープ運河に架かる橋を渡った先にある機織り職人のコミュニティ。ラマ1世の時代にこの運河沿いに移住したチャム族の人々がもたらした絹織物の技術は、戦後ジム・トンプソンによって見いだされ、世界で有名なタイシルクになりました。今でもシルク工房が2軒残り、機織りの様子を自由に見学することができます。 工房では昔ながらの方法で生糸の染色から織りまで行います 運河沿いには猫がいっぱい。水辺で昼寝するのが気持ち良いらしい♪
Phamai Baankrua
電話番号:081-243-9089 住所:Soi Kasem San 3の突き当りの橋を渡って左折、ソイ9の看板を右折
営業時間:月-土8:00-17:00 休み:日